葛(くず)は山野に自生する強靭な蔓性植物で、現代では、山や畑の縁などで、樹木に巻きつき、地を這い、はびこって迷惑がられる存在ですが、根からは良質なデンプン(葛粉)がとれ、薬用としても利用される有用植物です。
また、その繊維で織った葛布は、絹糸や麻糸に似た光沢があり、軽くて、雨に強く、水切れが良い一方で保温性もある優れた素材です。武士の裃や袴、合羽、敷布などにも用いられた歴史が あり、もちろん庶民の暮らしの中でも重要な役割を果たした衣類で、古来、人々の生活の中で利用されてきた「自然布」を代表する布です。
葛糸作りは、7 月から 8 月にかけて葛の蔓を採集し、草などをかぶせて「ムロ」を作って発酵させ、その後、水に晒して繊維を取り出して糸にします。これを糸績みいとうみと言います。
今回は、葛を採集し、その繊維から、光沢のある上質な糸を作るワークショップです。
葛を発酵させるムロを作るのもなかなかできない体験ですが、特に、糸を績む時の葛結びは文献にも残されていないような特殊な方法で、そ れを伝承者である横田康子先生に教えていただける貴重な機会です。
まずは、椎葉の自然の中にある植物から、知恵と技を用いて、糸を作りだす工程を体験しに来てみませんか?
7/5(日) 葛採集▷蒸すor湯がく▷ムロ作り
7/11(土) ムロから出し、洗って繊維取り出し
7/12(日) 糸うみ
大人 各日:3,500円/1人・中学生以下 各日:1,000円/1人
全行程参加:10,000円/1人
※昼1食・ガイドサポート・保険料込み
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https://www.shiibakanko.jp/events/event

