椎葉民俗芸能博物館で小歳の飾りつけを行っていました。
博物館の職員の皆さんが家から持ち寄ったもちやヤナギを使って
素敵なメージョを作りました。
博物館1階奥のベンチに、しばらくは飾り付けをしておくそうです。
メージョに関しましてはこちらをお読みください。
今夜は椎葉村の各地で子どもたちの「もぐらうち」が行われるでしょう。
家の大人たちは、お菓子を準備して待っています。
もぐらうち
正月14日、コドシの晩に子ども達によって行われる行事。
田畑からモグラを追い出す行事と説明されるが、
本来は土地を叩くことによって大地の霊を鎮め、
収穫をより豊かにと願う行事です。
もぐらうちと呼ばれるのは九州では一般的で、
他の地方では「鳥追い」と呼ばれるところが多い。
椎葉では土地を叩く棒をホテと呼び、
不土野地区ではフジカズラ、
尾手納地区ではフジカズラにワラを巻き付けたもの、
松尾地区ではワラで作られたものと地区によって材質が異なります。