椎葉厳島神社の神官さんと椎葉民俗芸能博物館の事務員さんに教えていただきました。
いつも貴重な情報ありがとうございます。

場所は椎葉民俗芸能博物館の入り口の看板の近くに生えています。

スッポンタケ科キヌガサタケ属のウスキキヌガサタケです。

ウスキキヌガサタケの傘の基本体は暗緑色の粘液です。
この粘液はにおいを放ち虫たちを集め胞子を運びます。

菌網(マント)は黄色で、こまかい網目で長く、地面に瀬重するほど伸張し華麗で人目をひきます。
その姿の美しさから「キノコの女王」の異名を持ちます。

環境省カテゴリーでは、絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)に指定されています。
椎葉の素晴らしい自然とともに守って行きたいものです。

近似種の竹林に発生するキヌガサタケは、菌網と柄が白色です。
こちらは、「竹林の女王」と呼ばれます。