鶴富屋敷の屋根の上に載っている木材を「千木(ちぎ)」と言うそうです。

先日、その千木の架け替えが行われました。
「千木」と言えば神社などの屋根に載っていますが、日本古来の住居の建築様式から来たとされています。
現在神社などでは装飾的な意味合いが強いですが、元々は屋根を支えるための大切な構造材だったのです。

鶴富屋敷ではその千木が9組も使われています。

こちらは、椎葉厳島神社の社殿の屋根の上の千木です。

一般的には、交差した千木の先端が垂直に切られている場合は、男神を祀っていることを示し、
水平に切られている場合は、女神を祀っていることを示すそうです。
椎葉に来られた観光の方に教えていただきました。ありがとうございました。