上椎葉ダム〜 “閣下” と敬愛される巨大アーチ式ダム〜

高さ110m、長さ341m、総貯水量9155万m3であり、日本で初めての巨大アーチ式ダムとされています。このダム建設で得られた知見は、のちの黒部ダム(日本最大)の建設にも生かされました。ダムを上から見るだけでなく、ダム上を車で走り抜けることもでき、様々な角度からダムを楽しめます。また11月の観光放流は必見です。

名称 上椎葉ダム
住所 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良針金橋
お問合せ 椎葉村観光協会 TEL: 0982-67-3139
アクセス 椎葉村役場より車で10分(県道142号線)

 

上椎葉ダム、どこがすごい?

日本初の大規模アーチ式ダム

秋の上椎葉ダム

上椎葉ダムは日本初の大規模アーチ式コンクリートダム(1955年竣工)です。その雄大な佇みからか、ダム好きからは “閣下” という愛称で呼ばれています。

【データ】※ダムカードをご希望の方は椎葉村観光協会までお越しください
河川名:耳川水系耳川
ダム型式:アーチ式コンクリートダム
ゲート:ラジアルゲート×4
堤高:110m
堤頂長:341m
総貯水容量:91,550,000m3

 

ダム堤上を車で疾走できる

堤上は車/自転車も通行可能

上椎葉ダムを楽しむおすすめの方法は2つあります。

① 上からダムを眺める…女神像公園山中展望台がおすすめ

② ダムの堤上を疾走する…マップに書かれていない、地元の人だけが知る

上椎葉ダムの堤上は交通量が少ないため、記念撮影にもおすすめです。ぜひ一度車を降りて、ダムを感じてみてください。

 

 

 

 

ダム湖百選に認定

日の出前ののダム湖

上椎葉ダムによって形成された人工湖は、小説家吉川英治氏によって『日向椎葉湖』と命名され、2005年にダム湖百選に認定されました。

※ダム湖探索クルージングあり(不定期開催)

 

 

 

 

ダム観光って何が楽しいの?

「ダム観光ってどこを見てるの?何が楽しいの?」そんな方へ。ダム好きに聞いたダムの魅力をまとめました。

ライトアップされた堤防も魅力のひとつ

【その一】迫力のある壁
日本のダムは最小15m。つまり小さくてもビル5階以上の高さの壁がそびえ立つ。

【その二】バラエティに富んだ形
実はダムには様々な形があり、それぞれ「水の力をどう堰き止めるか」が異なる。形は周囲の地形や地盤など自然をよく分析して決められる。

【その三】豪快な放流
巨大な水の塊が落ちていく様は圧巻!かなり珍しいため観光放流を狙うのがおすすめ。

 

ついでに他の場所もちょっと見てみようかな、そう思った人はこちら↓↓
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