風味豊かな地そばを打ち、秘滝のマイナスイオンをたっぷり浴びる
「椎葉地そば体験と滝遊び」を下記の要綱で行います。

奮ってご参加ください。

開催趣旨:
大河内(おおかわうち=椎葉村の大字)森林ガイドの会は、保護のため通常入ることができない森林
(九州大学農学部付属演習林の林地が大部分を占める)を案内し、都市住民の皆さんに森林生態系と森
の素晴らしさを直接体感いただく活動をしています。また、森林のガイドと併せて、地域の伝統文化や
食文化、農林業のあるがままの姿に触れていただける「特別イベント」も定期的に開催し、都市と山村
の交流をすすめています。

今回ご案内する企画も「特別イベント」のひとつで、今年初めて企画するものです。

そば打ち体験は、いろんなところで行われています。経験された方も多く、打ち方や調理法について
は知識・技術ともに優れた方々も多いようです。

ところが、そばの「品種」についてはあまり語られることがないように見受けられます。この企画で
使うそばの品種は、椎葉村に古くから伝わる「椎葉地そば」です。最近の品種のように大粒で採粉効率
のいい品種ではなく、小粒で殻が固く野生に近いものです。しかしその味と香りは、「一般的に販売さ
れているそば粉が、まるで小麦粉に見えてしまう」ほど鮮烈です。

今回の企画は、午前中、この「椎葉地そば」100%のそば粉を使ってそば打ちを体験し、昼食で椎
葉の地元特産物料理とともに味わいます。午後は滝と渓流の原生林に分け入り、マイナスイオンと天然
冷房の水辺で遊びます。この日のみ開催の日帰り企画です。

とかく昨今は手間より効率を良しとする傾向にあります。その結果、人間の生活が自然から乖離し、
ひとたび自然に放り出されるとたちまち生活できないようになっているのではないでしょうか。

そばの品種の存在に気づいて頂くこと、自らの手で食べ物を生み出すという「手間をかける」こと、
森林が持つ「気温と湿度の調節機能」に触れて頂くこと、の3つの体験をきっかけに、いまの生活のあ
りように目を向け、考えるきっかけにして頂ければと考えています。


主催:大河内森林ガイドの会(椎葉孝一会長)所在地宮崎県椎葉村大河内 1220
開催日:平成 23年 7月 24日(日)9:30~16:00
開催場所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大河内大河内癒しの森
参加費:大人(中学生以上)4,000円、小学生以下 3,000円(体験料・昼食・保険料含む)
集合時間・場所:24日 9:30・大河内生活改善センター前
募集定員:40名(先着順、事前申込必須です)、最少催行人員なし
申込締切:7月 16日(土)
申込先:0983-41-8433(TEL/FAX) pirorin@lilac.plala.or.jp(メール)

この件に関するお問い合わせは、上記申込先の事務局小川まで。